アイキャッチ画像は引っ越しで隙あらばダンボールに入る猫です。
この記事を見てくださっている方は、猫を飼ってみたいけど転勤族だからなかなか踏み出せないという方が多いのではないでしょうか。
私たちは間違いなく飼ってよかったといえる大事な存在になりました。
家族の一員なので、猫優先の物件探しになってもこの子のためならとも思えます。
しかし転勤族の視点で考えると、猫連れの引っ越しに関しては制約があるのも事実です。
この記事を読むことで、猫を飼うにあたっての不安が具体的になり、それぞれのライフスタイルに合った後悔のない判断の手助けになればうれしく思います。
- 転勤族が猫を連れての引っ越しで大変だったこと
- 転勤族が猫を飼ってよかったこと
猫を連れての引っ越しで大変だったこと
部屋探しで物件数が驚くほど少なくなる
部屋探しのときに「駐車場あり」や「2階以上」など条件をチェックするところがあるのですが、「ペット相談可」のところにチェックを入れると、1/10くらい検索結果が減ってしまいます。
転勤族にとってはこれが一番大変なことかもしれません。
転勤が決まると一刻も早く部屋を決めてしまいたいのですが、このために部屋探しが難航します。
前回の引っ越しで、希望したエリアで予算内に収まるペット可の物件はここしかないという状況もあったので、そのときは希望より古めの部屋になりました。
試しに賃貸検索アプリなどで一度お住まいの地域で希望条件を検索してみて、そのあとにペット可にチェックを入れてみてください。
実際に飼ったときのシミュレーションになっておすすめです。
お部屋のインテリアにこだわりたいという方には大変かも…
敷金が高くなる
今までの経験上、ペットを飼う場合は敷金が1ヶ月分上乗せになることが多かったです。
転勤の引っ越しにかかるお金はおそらく会社負担になるところがほとんどだと思います。しかし負担してくれるお金に上限がある場合は、その分家賃やほかのことに充てられたかもしれないですよね。
転勤のときに出ていく自己負担のお金が知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
引っ越しのときは猫優先で移動する
わが家の場合、車があるので引っ越しのときは車で移動することになるのですが、猫にとっても苦痛になるので移動時間を短くしたい!
ということで、サービスエリアに寄ってゆっくり食事だったり、疲れたから少し仮眠といったことは我慢して最速で引っ越し先に向かいます。
引っ越しで疲れている中で、あまり休憩が取れず、食事もドライブスルーで済ませたりなかなかハードな旅になります。
引っ越しのあいだ実家など預かってもらえる場所がある方は安心だと思います。
猫もSAで一緒に休憩できればなあ…
動物病院探しが大変
せっかくかかりつけの獣医師さんを見つけてもまた新しく探しなおしになってしまいます。人間も病院や歯医者、美容院などが探しなおしになる中で、動物病院も探すことになります。
できることなら同じ獣医師さんに診てもらいたいものですが、こればっかりは転勤族には叶いません。
以前住んでいた場所では、パート先の方の知り合いが働いているところを紹介してもらい、信頼できる場所だったのでとても残念でした。
新しい場所に慣れるまで猫の体調が心配
猫にとっても引っ越しはストレスがかかるものなので、新しいお家に慣れてくれるか心配になります。
うちの猫が初めて実家を離れてうちにやってきた際も、お腹の調子が悪くなり、何度も下痢が続きました。
その後の引っ越しは幸い体調を崩すことはありませんでしたが、慣れない場所で引っ越しの片付けや手続きをしながら、病院を探して連れていくのはなかなか大変な作業になります。
転勤族が猫を飼ってよかったこと
新しい土地で心の支えになる
もうこれに尽きます!そばにいてくれるだけでどれほど心の支えになったか分かりません。
わが家は1回目の緊急事態宣言が出た4月にちょうど転勤がありました。
ろくに家からは出れずに、パートの面接も受けられず、知り合いもいない中での家時間でしたが、猫が側にいてくれることで心の平穏を保てたような気がします。
転勤族の妻だとなかなか友達もできず、寂しい思いをすることもあるかもしれませんが、帰るとこの子がいると思うと頑張れます。
人間側の都合でいろいろ連れ回してしまっていますが、それでも懐いてくれて感謝です。今では本当に大事な家族の一員になっています。
猫の話から仕事場の人と仲良くなれる
だいたいどこの仕事場でも何人かはペットを飼っている人がいるものです。
なかなか最初は共通の話題がなくて困ることもあるかと思いますが、ペットの飼い主同士ならきっと初めての相手でも盛り上がると思います!
写真を見せ合ったり、そのままおすすめの動物病院を教えてもらったりしてもいいですよね。
猫の写真送りあったり、連絡先交換したりできたよ
まとめ
猫を飼いだしてからいろんな一面を見れるのが楽しかったり、さみしいときもそばにいてくれて心の支えになってくれたり、わが家にとっては本当に大事な存在になりました。
それでもペットは可愛いだけでは飼えないし、制約があるのも事実です。
この記事を読んで判断の参考になればうれしく思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。
ほかにも役立つかもしれない記事はこちら。